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理事長近影  

ごあいさつ

新島学園同窓会会長 立見賢治


 同窓生の皆様に初めてのご挨拶をさせていただきます。私、今年度5月に開催されました同窓会理事・評議員(総会)におきまして中島信男同窓会長の後任として承認いただきました20期の立見賢治と申します。これまで同窓会組織の発展、充実に多大なご貢献をされてこられた中島会長の後を、諸先輩を差し置き、私のような浅学菲才な者がお引き受けすることは甚だ僭越かと気後れする思いで一杯でありますが、選任していただいた以上精一杯任を全うしていきたいと思っております。同窓生の皆様の温かいご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。

 さて、本年度学園はすでにご案内の通り創立70周年を迎えます。記念の年度に当たり、ここまで湯浅康毅理事長のリーダーシップのもと「種を蒔く」をスローガンとして各種プロジェクトを実施中です。同窓会本部といたしましては側面支援という形をとっておりますが、一つだけ主体事業といたしまして、同窓会報「根笹」を創立記念特別号として作成し、すべての同窓生の皆様に郵送させていただくことといたしました。久し振りの郵送ですので学園新聞最新号も同封させていただく予定ですので楽しんでいただきたいと思っております。また、これまで同窓会ホームページ上にアップさせていただいている「根笹」のバックナンバーもこの機会にアクセスしていただき、ご覧いただければ幸甚です。

 思えば母校の節目となる創立記念の年に、同窓会本部に係わり母校への恩返しの機会を与えていただけたことは本当に幸運なことであり、感謝の気持ちで一杯です。

 改めて在学時代を振り返りますと、私たち20期生は中学3年間創立以来男子校として運営されてきた学園で育ち、高校入学と同時に共学化となったという学校の大きな転換期に遭遇した学年でした。制服の規定もなく自由な校風といっても、男だらけのバンカラな息吹に晒された中学3年間から、突然女子生徒を迎えることとなり他学年の羨望のまなざしを背に、少数派の女子にどう接してよいか戸惑いながら余所行きの顔をして生活した高校3年間だったような気がします。

 それから早50年、年々女子生徒が増加し近年はその数は逆転していると聞きます。在学中、強く感じた女子の影響力の強さを思い出すにつけ、これからの同窓会活動に女子会員の皆様の存在は極めて重要だと考えます。残念ながら現在の本部役員の構成メンバーもまだまだ男性役員が中心であります。これからは今まで以上に機会あるごとに女子会員の皆様への働きかけを心掛け、女性目線の意見を数多く集約することで、現状の母校へ、より適切な後援活動を実践していけるよう努力してまいりたいと考えています。同窓生の皆様の熱いご協力を心よりお願い申し上げます。

 終わりに、同窓生の皆様の益々のご健勝と母校の更なる発展を祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。


新島同窓会報「根笹」

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