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ごあいさつ

新島学園同窓会「根笹会」 会長 靜 朋人(32期)


 皆様、いつもお世話になります。会長の靜朋人(32期)です。日頃、根笹会の各事業におきましては、ご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。今回は2つのお話をさせて頂きます。

 まず始めに安中の話です。さて、学園中高のキャンパスのある安中市は今、現市長の下その街並みが大きく変わろうとしています。学園の西側に、信越線の新駅を建設する話が進んでおり、新設の条件である周辺市街地の設備計画が立案され、市民に公表されております。また、スーパーやドラッグストア、その他の店舗の出店の話が新たに出始めております。完成予定こそ未確定なものの、完成すれば学園へのアクセスは飛躍的に改善されるのはもちろんのこと、街の中心的な機能の一つとして市内外県外からも多くの生徒の通学している学園へ期待とその果たす役割は非常に大きいと思います。

 ただ、JRの新駅の話は高崎の例を見ても、決定するのに早くて10年、街づくりそのものは20年1サイクルを2回、3回と繰り返すという非常に気の長い話となります。その間の市民の動向や、経済の動き、県や国との関係により大きく変化することも予想されます。そのために計画の進捗をよく見極めながら、80年~100年そしてその先へと続いていく学園にとって、同志社との協定を結んでいる安中市との連携をより強めていく時ではないでしょうか。

 続いて同窓会全体の活動についてです。非常に残念なことに、同窓会行事への参加者は毎年少しずつ減り続けております。特に若年層の反応が悪く、本来は毎年卒業生は増え続けるわけですから、非常事態といえます。私自身のリーダーシップの問題やそのほか原因は様々あると思われますが、長期的な傾向は何とか修正していかなくてはいけません。卒業後休眠が始まり、次に参加が始まるのは50代かもしれません。また、東京より遠くへ離れていった卒業生は連絡が取れていないことも多いです。

 そこで、本年からいくつかの施策を試してみたいと思います。その一つとして、前回の理事・評議員会の時にご意見を頂いたように、地区の根笹会の開催時に若手の参加者の負担を軽減するために、補助を行います。また卒業年度の生徒の中から、生徒会長や目立った活動をしていたリーダー格的な人物を先生に選んでいただき、連絡先を共有しLINEのグループを作ります。そしてそれを繰り返しながら若手の年度毎の縦の繋がりを徐々に作っていきたいと思います。次世代は、若手が作っていくことは間違いなく、我々の世代が現役として動けるうちに仕組みを整えていきたいと考えます。

 同窓会組織全体で実働として学園の下支えができるよう、なるべく皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


新島同窓会報「根笹」

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