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理事長近影  

新島学園創立70周年記念プロジェクト
『平成の新島学園オートキャラバン隊』活動報告

学校法人新島学園 理事長 湯浅康毅

【1】

 みなさん、こんばんは。

 この度は昨年に引き続き、新島学園同窓会本部役員研修会に講師としてお招きいただきまして誠に有難うございます。

 またこの度は、今年よりスタートしております、新島学園創立70周年記念プロジェクトに対しまして多大なるご理解をいただき、そして今回発表させていただきますプロジェクト第1弾『平成の新島学園オートキャラバン隊』の取り組みに対しまして、中島会長様はじめ立見&那須両副会長様、同窓会本部の皆様からは本当に心強いお力添えを賜り深く感謝申し上げます。

 合わせまして、日頃より学校法人新島学園に対しましても温かいご支援・ご協力を賜りまして誠に有難うございます。

 さて、今晩は皆様方の貴重なお時間を頂戴いたしまして、この8月15日に行ってまいりました、平成の新島学園オートキャラバン隊の取り組みの一つであります『K4‐GP』につきまして進捗報告をさせていただこうと思っております。

 今回はこの取り組みのために特別に編成された新島学園エコランチーム『TEAM753太』のメンバーの方にもご参加いただいております。

 まずは簡単にTEAM753太の皆さんを紹介させていただきます。

■チームメンバー紹介
熊木義隆(19期生・新島学園評議員)
美濃部貴彦(45期生)
高橋拓也(45期生)
永井 均(新島学園教諭)
櫻井俊光(新島学園教諭・45期生)
勅使河原隆弘(ハンディキャップ・レーシングドライバー)

 また、報告会終了後、今回の取り組みについての感想等ございましたらお話しいただけたらと思います。限られた時間でございますが、どうぞお付き合いいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 

  まずはじめに、繰り返しになってしまいますが来年新島学園が創立70周年を迎えるにあたり、その意味について再度確認していきたいと思います。

 私は以前総会の席で今回の70周年の基本姿勢について、このように申しました。

 新島学園の最大の価値・資産というものは、この学園名の由来となっており本学の建学の精神であります『新島襄』であること。

 今から142年前・明治7年に新島襄がこの地に福音の種を蒔いたことが全てのきっかけであること。

 新島学園が迎える70周年とは単に70年を迎えただけでなく、新島襄の精神を約140年間育んできた源流を歩む中での70周年なのであります。

 かつて約140年前に新島襄が行ったように種を蒔く人がいて、その種を育てる人がいて、その種を受け止める大地があって、この関係性をずっと育んできていることがこの新島学園独特の空気を作り出しており、未だに我々は新島襄ムーブメントの源流を歩み続けているということ。

 今回の70周年では、学内的にはこの中高、短大、法人本部をまとめて学校法人としての一体感と、再度『建学の精神』を確認していくこと。

 一方で学外的に『伝統校・新島学園』として我々が共通認識である文化や価値をブランド化し、可視化していくこと。

そしてそれを適正に発信していくこと。

 この中で他の学校ではできない新島学園らしい取り組みを、新しい価値づくりを加速させていくこと。

 そしてこれらの取り組みが私が目指すこの学校のミッションである『一生もの』を学ぶことが出来る『人生の根底に触れる学び舎』作りの大きな一歩に繋げていきたいと思っております。

 今後、この創立70周年記念事業は3か年に分けて実施していき、今年の2016年度のプレ・イヤー、そして来年のメイン・イヤー、そして2018年度のアフター・イヤーであります。

 この中で今年の5月には象徴的なキックオフイベントとして、『大豆の栽培プロジェクト』をスタートしており、現在大きく育った鞘の中の実が膨らんできております。

 今後この大豆を収穫した後は、私が経営しております醤油醸造元で醤油にしたり、南都さんという評議員の方は納豆を製造されておりますのでそちらで加工していただいて、日本人の体を作ってきた大豆文化について、また発酵文化について、そしてそれらの取り組みから得られた成果物を地元で消費できるような、郷土に還元できるような取り組みに育てていきたいと願っております。

 そして第1弾のプロジェクトとして今回発表させていただく『平成の新島学園オートキャラバン隊』や、明日第2弾のプロジェクトの発表を礼拝堂で行う予定となっております。

 今後、12月まで毎月何かしらの発表を行ってまいりたいと思いますので、内容をフェイスブックに更新しておりますのでもしよろしければご覧いただけたらと思います。

 この中で同窓会の皆様からのご協力が必ず必要となってまいります。

  是非、引き続きお支えをよろしくお願い申し上げます。

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